榊原忠美 朗読 『木を植えた人』

2016.10.4
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(名古屋市)

本当に世の中を変えるのは、
権力や富ではなく、また数と力を頼
行動や声高な主張でもなく、静かな持続する意志に
支えられた、力まず、目立たず、おのれを頼まず
速効を求めず、粘り強く、無私な行為です。

-「木を植えた人」訳者:原みち子さんのあとがきより-

朗読者 榊原忠美/劇団クセックACT所属

原作     :Jean Giono/ジャン・ジオノ『木を植えた人』-こぐま社刊-
原題     :L’homme qui plantait des arbres
訳      :原みち子
朗読     :榊原忠美/劇団クセックACT
音響・照明  :杪谷直仁
ドングリチケット製作:松本三重子/現代美術作家
美術・燭台  :キム・ホノ/陶芸家
舞台装置   :ふくい・木と建築の会
衣装製作   :hiroe
チラシデザイン:藤本組
空間協力   :ニイラ ミエ/florist
軽食     :焼き菓子:SOLO
        ハーブティー:
        non-et

…イベントフライヤーより

「木を植えた人」それは、南フランスのプロヴァンスの、
人も離れていくような荒野で
淡々と、黙々と。
木を植え続けた男の物語。
どんな困難があろうと不毛の地に生命の種を植え付ける。
孤独の中に身を置き、ゆっくり、ゆっくりと植え続ける。
素朴な男、エルゼアール・ブフィエの手と心が、長い年月をかけ、
作り上げた広大な森林に、人々の陽気な声が聞こえるようになった。

常に変わり続けるこの世界があって、年月をも超えて。
変わらず、生き続けるこの広大な森は、
エルゼアール・ブフィエの
弛まない情熱と優しさも併せて、存在する。
その場所は今でも、燦々と陽が差している。

ジャン・ジオノ作『木を植えた人』
その物語を劇団クセックの俳優、榊原 忠美氏が朗読いたします。

主催、プロデュース:イワタトシ子